ナベキヨ…。

山猫支援…にはならないけども、こないだ微妙にMH小話の話で盛り上がったので、小話投下。いいよねMH、といいつつ、近頃全然やってないけど(笑)

MH小話【世界のナベキヨ…わたりべだからリベキヨだろう?】
*タイトルです

 なんで、おれぁ遠く離れた異国に来てまで、こんなことしてんのかね?そりゃ確かに言ったさ。「モンスターハンターってないいもんだな」…ってね。言っちゃなんだがその気でここに戻ってきたのも確かだ。だけども突然過ぎるだろう?

「そっち行ったよ~。いひひ、トドメよろしく!」

 一見無邪気な…いや無邪気じゃねえ、こう…まあ、あれよ、ガキがくだらねぇ悪戯を思いついた時の顔して嬉しそうに大声出してはしゃいでる、そんな感じであって決して無邪気とかましてや可憐とか清純とかそゆ類ではない。ってトドメ?そんな簡単な事か?と言うかなぁ…年頃の娘が「いひひ」はよせ…ってどうして俺はこう関係ない事を考えてしまうかね?一直線にこっちに向かってくるこの鳥、厳密には鳥じゃないらしいんだが、そんな事はどうでもいい。どう見ても怒り狂ってるように見えるよなぁ?あの質量で?体当たり?のんびり眺めてる訳にもいきそうにない。とりあえず「元騎士」って事で周りのヤツらに持たされたランスとセットになった大きな盾を構えてみる、受け止めきれる…か?

「あ~~バカ!突進は、よけれ~よけれ~」

 ってか、アドバイス?遅いわ!大きく後ろへ仰け反りつつも、鳥?もう鳥でいい、ヤツは鳥だ!の体当たりをなんとか耐える、いや耐えたと思う。耳をつんざく衝撃音?と激しい衝撃で正直なトコ前後不覚になってるんだなコレが。ま、痺れてる腕以外はどこも痛んでなさそうだ。しかしなぁ、馬上試合でもこんな衝撃は受けた事はないぜ。…ったく、これがハンターの日常ってヤツかよ?

「よっしゃ!上出来じゃん!動き止めた!」

 一流の剣士の持つ盾ってのは防御にだけ使うもんじゃなくて、打撃武器としての役目もあるんだぜ?てのは、かの魂砕きの剣士カサンドラ女史の戦いを見て、俺の知りうる限りでは最高で最悪のペテン師が言った言葉。まあ、たまたまだが、打ち所が悪かった鳥の動きが止まってるらしい…と、この時は思った。まぁ、後日談になるがね、実は衝突の衝撃で無理やり持たされてた音爆弾が懐から零れ落ちて、炸裂していたらしい。この時は音爆弾の存在すら知らなかったのも含めてなんともまぁしまらない話だな。

「ほれ、ほれ、突け!突け!今突け!やれ突け!」

 にやにや、にたにた、どうにもこの娘にはどんな時にも緊張感が感じられねぇ!しかしまあ、こんなでも、ハンターとしては大先輩だ、俺は言われるままに槍を前に突き出す…って届かねぇ!案外リーチ無いのな、この槍。くそったれめ、どうにも勝手が違う。おれぁこんなヘタレだったか?

「んだら突っ込め~!突撃~!」

 突撃?チャージ?の仕方は習ったよな?出際にな。どいつもこいつも言う事が違ってどうにも要領は得なかったが。とにかく前方にだな、槍をこう構えて、思いっきり駆ける!なんともまあ無茶をしたもんだ。俺も。そんな状態で、言われるままに突撃してしまったからなぁ…あほか!
 全力で駆けた俺の腕に、全身に確かに伝わる感触、いや衝撃か。肉を斬る、骨を断つ、そんな生易しいものじゃない。…たしかに抉った。脈動する命そのものを。何かであったモノ、誰かであったモノがただの肉塊になり下がるその瞬間、生命の終焉を。その時に初めて気付いたんだよなぁ、奪ってしまった事を。どんな理由があったにせよ…俺にはその時何の理由も無かったしな。そして暖かい雨が降る。俺の体に流れる血よりも暖かい赤い雨が。でもな、まぁ不謹慎だよな、その瞬間、俺は確かに昂揚していた…たぶんに笑ってたんだなコレが。

「ぅわわわわ!バカきよ!こっちくんなぁ~~~~うぁあぁああ…」

 …お約束ってやつ?鳥を突き倒した俺は、その対面に立っていた娘、メル=フェインに突撃敢行。二人で揉み合うように草原を転がり落ちる…そして暗転。一瞬のフェードアウト、その直後にガツンと一撃。目の前に飛ぶ星を払うように痛む頭を摩りながら二度ほど振る。目の前には仁王立ち、ぷんと頬を膨らまし、拳を摩るメル。俺をジト目でしばらく見下ろす。一転、天使のような…いやすまん。この時はマジそう思ってしまったんだな…ん、心配すんなって。ガキには惚れたりなんかしねぇから。まあでもよ、安っぽいって言われそうだがほんとに居ればこんなだろうよ?ってな天使の微笑みで言うんだよな。アイツは。

「どうよ?ハンターになって良かったっしょ?すごく…んふ、す・ん・ご・く!楽しいっしょ?」

俺は答えてやったね。ガキみたいにふて腐れた顔してな。
「全然ッ!た・の・し・く!なんかねぇ!」
こんな命のやり取りなんかが楽しい訳がねぇ。そんなもの俺が楽しめる訳がねぇってな?まぁ、あれよ、ハンター稼業なんて楽しい訳ないが、も少しだきゃ続けてやってもいいって思ったのはたぶんにオカシクなってたんだろうなぁ、ここで辞めるのは逃げるみたいで嫌だったし、悪くないってちょっとだけ思ったしな?

(蛇足なおまけ)
「へぇ…こんな事があったんだ、駆け出しキヨさんも…素直じゃないね」
「ばっか、このやろ。あの悪たれメルが天使に見えたんだぜ?オカシクなってたんだよ」
「…冷静な判断が出来ないのはいつもの事ではないでしょうか?という事はいつも通りですね」

(おわり) 

追伸
怒ってるクックに音爆弾は効かないとか言うやつは封印のハンターに任命するぜ?風属性のな?

このエントリへのコメント

MHはドスをソロ?オフ?のみでよく遊んでますたw しかしもうすっかり忘れてますな…今やったらクック相手でも負けそうですヽ(´ー`)ノ

2008年09月15日:月曜日 | けもにゅ∀

ハンター駆け出し時代のヘタレキヨ、やはり基本はクック先生ですな!
こうしてメルとキヨは輝龍ミオナ○ガを探す、封印のハンターとしての旅に…
出ません(笑)が、キヨのへちょさ&素直じゃないとこが出ててグッジョブ!

2008年09月15日:月曜日 | 長物守

MHやってないので狩猟シーンカットの方向です、ほほ。

2008年09月21日:日曜日 | けろ

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