はあ?有名人の猫は要らん。

【MHP3小話】片手剣×狩猟笛×弓

晴天の大砂漠、まるで大海原の波間を蹴って走る船のように、流砂を割って進む高速砂上船。日差しは心地よく、吹き抜けて行く風は……少し砂っぽい。ただの観光であれば水着でも、いやこの場合は砂着?を着て日光浴と洒落込むのもいいかもしれない。しかしそれは行わないし、むしろ行えないかな。だってこの船は特別だ。甲板には物々しい「大砲」や「バリスタ」、船尾には「大銅鑼」どれだけの大音量を奏でるのであろう、そして最も目を引くのは船首に鎮座する巨大な「撃龍槍」。この船は特別な龍と戦う為の特別な船、名は「撃龍船」というらしい。その船上でボクは一人物思いに耽っていた。

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