激情で動いた結果を冷静に思い、知り、馳せる

 前回のエントリ、読み直してみると流石にコレは……と思い知る。そんな事でたじろぐ程度ならば最初から書かなければ良いのにと言われるかも知れないが、当所の目的は果たされたのでそれは一つ良かったとする。
 そして相応の返しも本人のエントリから頂いた。時間を置いて落ち着いたからというのもあったろう、そのエントリを拝読しなんというか自分の至らなさと、申し訳なさが染み出してきてしまったので改めてエントリするに至る。

 「感情的になっていた」というのを免罪符にするつもりは無いんだ。先の乱筆・乱文は間違いなく僕の内から吐き出された言葉であり本人を貶める行動であったし。でもそれは元の文章に目を通したその表面のみだけで解釈し、僕個人の一方的な視点からの叩き付けだったのだと理解した。
 そうなんだ、世の中便利になって日記や雑記、作文等々、文章を残し蓄積していくBlogが普及して、いろんな人の日々の行動が書き記されて居たりする。それを読んで共感したり反目したりそんなネット上のコミュニケーションも増えてきている。かといって別に「日記に全てを晒す」必要はない訳で、それなのにその切り取られた一部だけを見て噛み付く等と、思慮に欠けること甚だしい。

 それともう一つ、今の作家スタイルというのは全て納得ずくであり、批評・批判を浴びせる事もするし、逆に自らが浴びる事だってある。けれどそれは、より高みを目指す最善の策なのだという風に受け取った。その覚悟をもって臨んでいるのならば、称賛応援こそすれ否定をする権利も道理もない。

 その覚悟の元に機を呼び込み、高みを制して自信を得、輝ける栄光をその手に掴み取らんことをを願う。

 そして僕は見・聴き・応えることができるような、一人の読者に戻れればと思う。

このエントリへのコメント

何も言わないで続く薄い関係よりも、誤解や曲解があったとしても
自分が思う事は伝え、それでもより強固に続いていく、そんな深い
関係を築いていきたいものです。
突然プツリと消えてしまうかも知れない不安定なネットを通じた関係でも。

2010年09月18日:土曜日 | けろ

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