いざ×メル同盟

『そろそろ直接戦闘空域だ、通常戦闘準備、カウント！３・２・１・ＶＯＢパージ！！』
音速の世界、ふと気を抜けば、そのまま意識を持って行かれるそんな世界。使用限界でパージされたVOBが細かく分解、一瞬加速が緩むが、留まっていてはあの巨大な砲門の餌食。今この瞬間、慣性に支配された人の形をした兵器、アーマードコア「ネクスト」の前方への指向性を自らの支配下に置くためにオーバードブーストをオン！
更に前へ前へと加速していく。ぐいぐいとシートに押し付けられ軋む体。突如無数のミサイルが飛来、一度右へ機体を傾けたのちに、真逆へクイックブースト。着弾点が近いが、爆風はプライマルアーマーで相殺。
ＧA社の巨大なアームズフォートは既に視界一杯に広がる、まるで壁。真上から降り注ぐミサイルの雨を躱しながらペロリと上唇を舐める。
「今日の獲物はコイツね。」
ここでは「リンクス」と呼ばれるアーマードコア乗り、メル＝フェインは微笑すると武器選択スイッチをモードBへ。サイトがロックオンをしめす赤へ変わった瞬間、トリガーを絞った！

ん〜３日と我慢出来ませんでした。
アーマードコアフォーアンサー…やっぱし買っちゃいました。
あれですよ、あれ、体験版以上に製品版は面白いです！
最初はパーツも少なくて操作もややこしくってどうなの？？感じかもですが、だんだんと自由に動かせるようになってくるとこれがもう、かっこいいのなんのって。
同じフロムのクロムハウンズはロボと言うよりも戦車？って雰囲気、地面にどっしり脚を付けた戦闘だったんですがアーマードコアではロボアニメさながらに機体は宙を舞い、地上でもブーストを使って滑るように高速移動するそんなを戦闘をちょっとの慣れで手軽楽しめる感じです。
ストーリーモードを進めて行くとパーツ数も増えて、それを組み合わせてくだけでも楽しく、あ〜でもない、こ〜でもないと調整したり、いろんな系統の武器の選択、組み合わせはもちろんのこと、スタビライザーという飾り兼重り的なパーツで見た目や機体の重心変更で好みのクセ付け、チューンナップ、機体を細かく彩色なんかして細かくカスタマイズ出来たりで、こだわる人には凄く楽しい要素なんじゃないかな〜。ちなみにワザと片側に重心寄せてちょっとクセのある操作性になんてことも出来ますので「このじゃじゃ馬が！右側に滑りすぎだ…よし、いい子だ！」とかも脳内でやっても可です。
オフストーリーは国家解体戦争ののち、企業間の経済戦争が繰り広げられる中で雇われ傭兵として戦いに生きる、ありがちと言えばありがちだけどもそんな世界観もなんともいい感じです（クライアントや敵方のNPC達は声はあるけど姿が無いので
そんな部分を妄想するのも自由ですしね）とにもかくにもロボ好きでアクションゲーム好きの人（そう、そこの貴方！…誰よ！？）には相当にオススメしたい一品です。
とにかくアーマードコア、かなりカッコいいです、年甲斐も無く出来たロボ見ては、ニタニタしてます、ほんとに…。