幸多き年でありますように

新年のご挨拶申し上げます。
旧年中はいろんな方面、いろんな方々にお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。

てなわけで、今年はアレです。実家へ帰らずに自宅で年越ししました!
ここ数年は年末年越しは実家でしてた訳ですが、久々にまったり自宅でしたよ(むしろヴァナでか?
まぁでも、なんか今年は「年が明けた」感がものすごく薄くて、いつも通り夜が明けたぐらいの感覚でしかなかったりしますナ。
そんな事で今年を生き残れるのか!その結果はまた来年っ、乞うご期待!(←長いよ!

ご来訪いただく全ての方に、幸多き年であらんことを。

良いお年を!

 2005年もあとわずか。良い年だったでしょうか?悪い年だったでしょうか?自分はいろいろと良い事もあったし、悪い事もやっぱしあったし…トータルで+なのか−はよくわかりませんが、なんとか無事に年末を迎えたって事でそれだけでも+とせねばネ。

 振り返ってみると今年一年はこのフリトや別の日記(休止中)それにネトゲで一杯自分の言いたい事を言って、いろんな人に解ってもらえたり、さらに解ってもらえなくなったりして、良くも悪くも自分の姿が見えた一年だったような気がします。

 今年の反省点は…そだなぁなんと言うか自分の事ばっかり解ってもらおうとして相手の気持ちを考えてなかった事。「間違ってる」って言うのは凄く簡単なんだけどそれはあくまでも自分の価値観であるのをちょっと忘れちゃってた事。来年はもちょっとだけ心穏やかに暮らしていけたらいいなと思います。公私、それにネトゲライフも。

 今年の大晦日はそんな自分を罰するかのように(うひゃ〜大げさ〜w)当番勤務となりましたヨ。よって今年のけろの更新はこれが最後となるのですが、もうそこまで来てる戌の年、皆様やご家族にとって良いお年になることを心よりお祈りします。

 そして自分にとっても来年末2006年12月31日にまたこうしてフリトを書いてるとしたらその時は「良い一年だった」とズバリ書けるようなそんな一年になるように頑張りたいと思います。

 皆様方、今年も本当にお世話になりました。来年もまた、こんなけろですがなにとぞ仲良くしてやってくださいませ、よろしくお願いします。
 
 …それでは良いお年を!

クリスマス イブって鎮痛剤じゃないの?

 ま!子らにクリスマスプレゼントは配りましたよ。ベタに「友達のサンタから預かってきた」と言う嘘も、微妙に嘘付け!て顔されたけどそれはそれで良し。喜んでくれたしネ。鳥も食ったしケーキも食った。しかしもうクリスマスはそんなに嬉しいものでもない年齢なのであった。もうクリスマスは子供らの為のイベントでいいよ。なんか夢があるじゃない。マジで。なんかさ恋人達のイベントにしちゃうと急に(肉欲まみれで)俗っぽくなっちゃうし。わざわざクリスマスにかこつけなくても普段からやってるっしょ?と。…ごほんごほん。
 …さて寝る前に最後のプレゼントを枕元に置かなきゃ。これも喜んでくれるといいけどナ。

 さて今宵のヴァナディールでは…いやよそう。じじの古傷なんてえぐっても何も生まれはしない、推して知るべし、しるべすたすたろーん。
 んま!ヴァナでもクリスマスイブだからって特別に変わった事は無かったけど、「仲良しじじ&とわコンビ」といろいろとゆったり話せて楽しかったらしいですよ、メルの人。ただ惜しむらくはとわさん今月一杯でしばし解約なんだってさ。引退ではないとも言ってたのが救いかと。

 SC3微妙に停滞気味?だけどナルあね作成。なかなか良い良い。

クリスマスイブイブ。

 まあ風物詩なのでクリスマス小話。今年は各地で雪も降ってるみたいだし。そこんとこどーなのよってな感じ。てことで前回のがいざめる小話完結編じゃなかったのかというつっこみはナシの方向で。一日早いけども良いクリスマスを〜…なんてな〜w

(クリスマス小話:スノウバウンドパーティ)

「こぽこぽこぽ…」

 …なんだろ…

 目を覚ましたメルは布団の中で隣の部屋から聞こえるその音をぼんやり聞いていた。

 …どうしたんだっけ?

「カタン…コト…コトン」

 …あついなぁ…あ…そか…熱が出て寝込んでるんだっけ。

 長いまどろみの中から抜け出そうとメルは上体に力を入れるが熱のせいかすぐに力が抜けていく。少し起きようと試みるも上手に起き上がることが出来ず、結局諦めた。本当なら楽しいクリスマスになるはず…だったのに。
 
 ここはメルのアパート、今はメルと十六夜のアパートであるが。その寝室のベットの上、一人で寝るには広すぎるし二人で寝るには少し手狭な…だけどそれが嬉しくもあるセミダブルのベットの上で一人メルは思う。
 今日はクリスマスイブと言うこともあって、街中にぎやかなクリスマスソングが流れているはずで。美しくライトアップされた街は一年に一度だけ、どこか華やかでにぎやかでそして少しだけ厳かでロマンチックな表情を見せているはずで。本当なら今頃はなじみの仲間達と山猫亭で大騒ぎしてるか…それとも華やかな街を寒いけど心まで寒くならないよう腕を組んで歩いてるか、もしくは居住区を覆う天幕の中心、そこに建造された新しい展望室でゆっくりとラグオルの反射光を眺めながらの素敵な夜を過ごしているはずなのに。どうして今日になってこんな事に。とは言え数日前よりその予兆はあったのに養生をしなかったのは自分である。だらしのない自分自身を恨めしく思いながらメルは大きく溜息をついた。
 隣の部屋には当然ながらヒトの気配、同居人十六夜の気配はある。だけどどこか申し訳なく思うメルは目を覚ました今も声を掛ける訳でもなくただその音にだけ耳を澄ませていた。

 カチャカチャとなるのはいっちゃんのお茶碗と箸の音。んふ、今日みたいなクリスマスでも和食だ…。コト…今の音は?…そだお気に入りの湯飲みをテーブルに置いた音。今晩は何を食べてるんだろ。てれびの音はなにかバラエティ番組かなにか。時よりてれびからの笑い声に合わせてクスクスと笑う声。出来るだけ声を抑えた笑い声。番組がヒートアップするにつれ、てれびからの音が少し大きく聞こえる。そのたびにリモコンでヴォリュームを下げる音。ピッピッピッ。少し静かになる。きっとこっち向いて様子を伺ってる。寝ているメルを起こさないように。ダイジョブ、メルは寝てるんだから、物音立てないんだから。そうしてるとまた意識はてれびや食器のほうへ戻る。しばらくそれの繰り返し。そして食事を終えたいっちゃんはキッチンへ。しばらく聞こえる水の音、カチャカチャと食器の奏でる音と優しい水の音…。

 メルはその音を聞きながら姿こそ見えないがそこに十六夜の存在を感じ、それだけで少し幸せな気持ちになった。ぽかぽかとするのは熱のせいだけではない。クリスマスらしく楽しむ事は出来なかったけど、だけどそばにその存在を感じるこれ以上の喜びがあるだろうか。ゆっくりと目を閉じそのいとおしい「十六夜の音」をメルは楽しむことにした。まるで華やかな街に立ち流れるクリスマスソングにそっと耳を傾けるように。
 
 …いつのまにか少し眠りに入っていたのだろうか。気が付くとまったく物音が聞こえない。あまりに静か過ぎるのもまた眠れない。一抹の不安を感じ目を開けるとそこには十六夜の姿があった。

「ありゃ…起こしちゃった?…おはよ〜調子はどぉ?」

 チャプン!起こしたついでにとメルの頭の下にひいていた氷まくらを取り替えながら十六夜は微笑む。

「クリスマスなのに…災難だねぇ。」

 サクッ!せっかくだからケーキ一口だけ、とスプーンで差し出す十六夜はやっぱり微笑む。
 
「ああ、私?私は災難だなんて思ってないよ。寝込んでも無いしね?どして災難なの?…ここにこ〜して一緒に居るのに?」

 パン!ケーキのオマケに一つだけ付いてきたクラッカー、案外大きな音するね、とメルをまっすぐに見つめながら十六夜は最上級の笑顔で微笑む。

 ぐわんぐわんとメルの頭の中を十六夜の奏でるクリスマスソングが廻りつづける。熱がまた数度上がったんじゃないかと思うくらいメルの頬は熱くなる。そして鼓動はどんどん高鳴っていく。

「ズルイなぁ…いっちゃんは。めるはいろんな音でいっちゃんを感じることが出来るのに。いっちゃんは感じさせてくれるのに。」

 意味がわからず十六夜の頭の上に「?」マークが浮かぶ。メルは突然ぐいと十六夜の頭を抱え込むと自分の胸に押し付ける。

…どきどきどきどきどきどきどきどきどき…

 十六夜の耳に入る音はメルの高鳴る鼓動。火照った体で響くその力強い心音は十六夜が思うメルの力強さそのものではあったが。

「…いっちゃんの前だとめるはこの音しか出せないんだもん。」

 ゆっくりと更け行くクリスマスイブ。気温はいつもより低めでどんよりとした空模様、もしかしたら夜更けすぎには雪が舞い散り、素敵なホワイトクリスマスになるのかもしれない。
 しかしながら熱に犯されたメルは0時を待たずに…そうホワイトクリスマスを待つことなくきっと深い眠りにつくだろう。だけどその時にこそサンタクロースは現れるのだ。そう眠りについた良い子にだけ彼は大事な大事なプレゼントを配るのだから。
 
 『さぁ良い子のお嬢さん欲しいものはなぁに?』

 …いいえ、メルはなにもいりません。ただ…ずっとこのままおそばに置かせて。ずっとこのまま十六夜のそばに。

 雪がしんしんと降り続く。ゆっくりとゆっくりと降り続く。降り続く雪のひとつひとつが幸せでありますように。ラグオルに舞い降りる全てのハンターズに降り続く幸せでありますように。

I wish ALL HUNTERS or GUARDIANS?! a merry Christmas !

わーいヽ(´ワ`)ノ

 こな〜ゆき〜ねぇ〜、心ま〜でしぃ〜ろくぅ〜、染められた〜ならぁ〜 ah〜

 てなわけで、四日市も久々の大雪。もちろん北の飴センセんとことか、さらに北のASAちゃんとこなんかとは比べられないだろうけども。町中はこれで、ちょっとハズレると車が動けないぐらいに積もってるらしいです。

「出てキタは良いけど、帰れないかも・・・」そんな言葉が背後で聞こえたり聞こえなかったり。

 なんかこっち(名古屋)方面では先週末てか、週の頭に降った雪が58年ぶりの大雪だったとか。エライこっちゃねぇ。個人的に雪自体はすきなんだけど寒いのがダメなんだよね、うん。
 でもちょっと嬉しくなったので、記念撮影してみました。うひ〜

・・・現実逃避したくてやった、今は(ネタに時間使って)後悔している・・・(笑

キャリバ女将とヴァナ連絡。

飴ちゃんからね〜、飴ちゃんちのクエスラ女将レシピを戴いたりする今日この頃。さっそく作ってみたけども…使用パーツ少な目なのナw

頭:ブレスサークレット(23.05)
髪:ロングヘア(後ろ結い)(17.20)(10.14)
面:無し
顎:無し
胴【下】:無し
胴【中】:マジシャンクロス(02.18)
胴【上】:無し
腕:無し
肩:レザーショルダー(02.18)
首;無し
腰:金光聖母(01.14)(01.01)
脚【下】:無し
脚【上】:無し
脛:無し
靴下:無し
足:レザーサンダル(06.04)
顔:09
眉毛:(06.04)
唇:(36.19)
瞳:(06.20)
肌:(05.13)

【ヴァナ旅日誌と二人(あぷさん&いっちゃん)に連絡】
 今日はこるたる殿発案で「護衛」のお仕事をまったり(かどうかはわからないけど)やろう〜って事になってたんだけども予定してた参加者がいろいろ多忙という事もあって微妙に集まらず〜。まあ急いでやるもんでもなしみんなが揃えそうな時にでも延期しましょ〜ってな事でめるは一人と一匹で竜騎士修行に。
 しばらくやってたけど手荷物いっぱいで鞄ぎちぎちになってきたので今日はこのへんにして荷物処分。そうこうしてると今日中止になった「護衛」の仕事が受けれるくらい名声上げようと球根を持って延々と往復するらべたんがあまりにも頭がデカイので(関係ない)名声上げのお手伝い(もしくは邪魔w)をすることに。
 ここでじじのファンらしきミスラ嬢が通りかかったのでいろいろやられちゃう前にと、ラベたんと二人で警告を出し逃げてもらいホッと胸を撫で下ろしたところでらべたんの請け負ったお仕事、ケンというヘタレ冒険者、姉保護観察処分付きの男を護衛(あ!改めて考えると予定通り「護衛」はやったって事になるのかな?w)をする事に。
 こいつね…前も書いたかもだけどもめっさ駄目駄目。どこぞのアッシュ以下。どこぞのイーサンばり。いやイーサンはどうか知らないけどさ…。まあとにかく実力も考えず突撃突撃突撃。めるとその下僕衆(こるたる&じじ←敬称略)が居なかったらと思うと背筋も凍る思いです。まあ死ななくて良かったよとだけ記録しときますね。
 しかしあの姉め!デジョンっぽくしかしほんとはインビジで消えて帰るのやめなさい。
 
 てな感じで今日は中止で後日に延期になりました。たぶん次回は木曜日くらい?

やっぱいい動きするネSCのモーション。

 だいたい、いいパーツが無くて困るのが一般的なエディットモードなんだけどもSC3はいいパーツが多くて困るです。あれもイイこれもイイてな具合。作った後にもパーツ変更出来るのがいいですね。今日は「いざよ」をいぢってみました。元キャラっぽく作るよりもイメージで作るとかっこいい(と思う)。なんとなく近頃のいざよは眼鏡デフォで?
 ん〜いいゲームなんだけどなぁ…これでメモカバグなければ…ねぇ…?w

メリィクリストファー・リーヴ!! by デバッグ

若干気が早いけども今年もあれだ。
クリスマスのプレゼンターさ…そうサンタではないのです。
サンタじゃないから品切れになる前に買いに行くのです〜!で買ってきた。
姉1号の子1号→たま○っちのDS(流行モノ)
姉1号の子2号→マ○オカートDS(定番モノ)
姉2号の子1号→ム○キングRCバトルの蟲1号(流行モノ)
姉2号の子2号→ムシ○ングRCバトルの蟲2号(流行モノ)
我が家の子1号→ト○カ山道ドライブ&にぎやか高速ドライブWセット(なんとなくw)
我が子以外は本人の希望通り…のはず?
ソフトはヤ○ダ電気、おもちゃはト○ザらス…で換算すると目安となるでしょう。
…そろそろサンタなぞどこにも居ない事を教えねばなるまい!
そえばさぁトミカでまたオマケDVD貰っちゃった。そうそう前と同じヤツ…(涙)

【不定期ヴァナめるさん日誌】*主に報告用
 なんとなく竜騎士の修行しましたよ…してるといっちゃんから電波が!
「今日は早く寝る〜寝る〜寝る〜(エコー)」てなことで一人で修行続けるか〜って思いましたが手持ちの槍がハープーンでありましたからに(?)新調しよっかな〜とデルフィン(これめるの子竜の名前ね)を表に残してバス商業区競売へ。(支離滅裂は仕様です、突っ込み不可!)
 んむ?両手槍…なんか微妙に高い気が。いやそんなに高くはないんだけどなんかぼったくられてるそんな気が。まあそれは置いといて今の実力で取りまわせそうなのは「ブロンズスピア」(時価4000G↑)と「オベリスク」(時価4000G↑)って槍。ともにたいした槍ではないのよねぇ。ん〜「ブロンズスピア」の店売りない感じだし〜どないしょ〜って思ってちょちょいと情報見ちゃったら「オベリスク」はちょっと取れそうなモンスターが持ってるみたい…てな事で自分で取りに行きましたよ。
 なるほどなるほど。豚ランドことゲルスパ野営陣で稀に湧き出る「Thousandarm Deshglesh」て豚が持ってるみたい。んな訳で戦士になってOPテレポでロンフォールへひとっとび。豚ランドへごう!しばらく豚を狩り続けてると(というより迷い続けていたのが本当ですが)デターワイテデター。んで目的の「オベリスク」をもぎ取ってやりました。豚め!
 あと彷徨いつつ宝箱を開けて現金収入。んでなんか一人で盛り上がってきたので近場に居た「Orcish Barricader」(豚戦車1号)と「Orcish Wallbreacher」(豚戦車2号)を撃破。こすっちいので何も出さず。んでもってもいっちょ〜てな感じで「Orcish Panzer」(真豚戦車)が居そう?居る〜ってな感じで撃破。コイツの狙いは中から飛び出してくる「Chariotbuster Byakzak」(まあ結局豚は豚だけど)だったんですが偽者の豚戦士が飛び出してきたのでノシてやりました。豚も鳴かずば討たれまいに。豚戦車類は全部ケチでした。
 んでサンドリアに行ってやまびこ薬作ってるとなんかまた一人で盛り上がってきたのでデジョンジャンピンで今度は故郷の近くの亀ランドことパルブロ鉱山へ。今日はなんか名前付きを狩りたい気分だったのです。
 んでお邪魔しマースと言わんばかりにのこのこと亀ランドへ行ったらメルひとりしか居なかったですよ。あそこ。まあ時間も時間だったとは言え完全に「死に地」です。
 やっぱし迷いながら(地図見てるのになぁ)上がっていくと佇む「Zi’Ghi Boneeater」発見即撃破。悪即斬。「コアスガントレット」を落としましたよ。…いいんよ「ブレイブハート」はもう持ってるもん!…はずれとか言うたら駄目です、却下!
 んでずがずが奥へ行くと「No’Mho Crimsonarmor」も居るです。撃破。悪即斬。「ボンズサークレット」(時価4000Gくらい)を落としました。もいっちょの片手棍がほんとは良かったんだけどナ…いいんよ。はずれとか言うたら駄(略)
 ついでにサソリさんの親分肌ッポイのも狩った。爪でした。ぐふり。
 てなことでメルさん今晩は名前付きにいっぱい逢えました。ドロップ運は微妙ですが遭遇運だけはあるっぽいです。それは人気のない名前付きだからですよとか言うたら駄目!却下!…いじょ…って…あぁ!そえばデルフィンを商業区門前に置いてきたままだった!

PSOからPSUへ。

 なんとなく時期を外しちゃった感もあるけど…PSO小話の一区切りで以前に書いて表に出せなかった小話をひとつ。PSU発売も近いって事で?

(けろ小話:My First Love)

「…ただいま戻りました。」

 肩に積もった粉雪を静かに払いながら尻尾同盟19代目盟主代行、大蛇丸満月が静かに奥の院入り口に立つ。幼い頃我が家として慣れ親しんできたこの屋敷に戻るのはいつ以来だろう?満月は懐かしげに首を巡らすとそこには母メルの姿があった。

「お帰りなさい。盟主代行。息災そうでなにより。…でも少し痩せた?満月?」

 静かな微笑みを携えたメルは久しぶりに逢った我が子満月を愛しげに見つめると昔そのままの子供部屋へと満月を通した。

「メル母様、盟主様…ルナルはもう?」

 人払いされた奥の院、この部屋にはメルと満月しか居ない。満月は盟主代行の顔からメルの娘の顔に。重苦しい礼服を脱ぎ昔のようにゆったりとした部屋着に着替えると満月はそう問い掛けた。

「…十六夜母様の元に。早く貴方もご挨拶してらっしゃいな。」

 少し寂しげに見える母に見送られもう一人の母十六夜の部屋へ向かう満月。メルは何も言わずにその後を静かに追った。

「…でね、盟主の立場を利用してゴリ押ししちゃったら”謹慎処分”なんだってさ。なんでも盟主でそんな事されたのは私が始めてなんだって。いざよ母様だってけっこう無茶してたはずなのに、初めてが私って言うのが納得出来ないよねぇ…。」

 病床に伏せる十六夜は布団から上半身だけ起こしルナルの話をニコニコと聞く。満月はその姿を見て少しほっとする。歳老いた十六夜にとっては命に関るようなやがて死に至る病、そんな病に犯されていると聞いていた。心配はしていたが思っていたよりもずいぶんと元気そうに見える。安堵の表情を浮かべた満月の表情に気付くと十六夜はにっこりと微笑んだ。

「お帰りなさい。満月ちゃん。盟主代行お疲れさま。」
「みづ〜。いろいろごめんね、ん〜やっぱ盟主変わろうよ?」

 ルナルとは常に行動を共にしていたが近頃はルナルの行動に対する後処理に追われる満月、盟主よりも盟主らしいと言われる盟主代行業務をこなす事が多く、なかなかゆっくり出来ずにいるという。そのためルナルに逢ったのも数日振りの事であった。

「いざよ母様、ただいま戻りました。遅くなって申し訳ありません。」

 まずは母十六夜に頭を下げてそして傍らに腰を下ろす。丁度ルナルとは反対側へ十六夜を挟み込むような位置だ。

 「…盟主様、ご冗談を…なんて、ルー?そんなこと言わない。」

 満月も盟主代行として威厳も持ち合わせていたが少し表情を緩めて優しく、しかしルナルを睨み付けたその姿は昔のまま、仲の良い姉妹のままだった。

「満月ちゃん、ルナルちゃんも頑張ってるみたいよ?ルナルちゃんなりに。」

 十六夜が助け舟を出すとルナルは「そーだそーだ」とまるで人事のよう。

「確かにね。ルー…盟主さまのやってる事は間違ってないけど、やり方ってのがあるよ。ストレートにぶつかるばかりだといずれ…。」
「むふふ、まあまあ今日はそのくらいにして。ほら大きな声を出すと月詠ちゃんが起きちゃうから。」

 満月は十六夜に抱かれてすやすやと眠るルナルの娘、月詠に気付くと口を紡いだ。満月、ルナルそして我が胸の中で眠る孫の月詠を愛おしく眺める。名残惜しそうに十六夜は月詠をルナルにゆっくりと手渡す。そしてゴホンと一つ咳払い。二人は十六夜の言葉を待った。

「満月ちゃん、ルナルちゃん、よく聴いて。」

 四人を離れた場所から見ていたメルも静かに十六夜に寄り添うと穏やかな表情で二人の娘を見つめる。

「…今日、もうすぐ母は旅立ちます。」

 たしかに遠くない将来、病に伏せる十六夜が旅立つ日が来る事を予感していたとは言え突然の告白に満月は驚きの表情を見せる。ルナルは下を向き、既に大粒の涙を流しているようだった。

「…ルナルちゃん?そんな哀しい事じゃないと思うよ。これが自然の流れ、誰だって生きてる以上いつかは死ぬ。私は充分生きたよ。皆のおかげでほんとに楽しく生きてこれた。もう生きることに未練がない…なんてそんなことは言わないけどやれる事はやったし、ほんとにいい人生だった。」

 寄り添うメルを見る十六夜は十六夜を見つめるメルの瞳を見てゆっくりと頷いた。

「二人は私が、メル母様と生きてきた証。未来に繋がっていく私達の証。いつもどこに居ても大切に思ってるよ。…なにも言わなくても二人はちゃんと分ってくれてたけど今日だけは言葉にさせてね。二人とも…これからも強く、そして優しくありなさい。ただ強いだけじゃなく強く生きるために知った弱さを忘れずにいなさい。涙を流したい時は流してもいいけどちゃんと自分の腕で拭う事を忘れないこと。そしていつまでも姉妹仲良くね、私達の証に留まることなく前に進んで、そしてまた新しい貴方達の証を築いてください。」

 満月は十六夜から顔を背けず、ただ涙だけが頬を伝って落ちる。ルナルは月詠を抱きしめて肩を静かに揺らしていた。

「ルナルも母になったからつぎは満月も母になりなさい。私がそうであったように子供に救われる事ってほんとに沢山あるのだから。そして二人の母であるメル母様を私の分までこれからも助けてあげて。ほんとは今でも寂しがり屋なんだからたまには帰って傍に居てあげて。」

 それを聞いたメルは穏やかな表情のまま静かに口を開いた。

「…いっちゃん?メルは大丈夫。でも一つ我侭を言わせて貰えば娘達も忙しい事だし、も少しいっちゃんが傍に居てくれないかな?」
「ほんとはそうしたいとこなんだけどね…。うふふ。」

 いつものように二人は語り、そしていつものように笑いあった。

「…どおしてそんなに二人は笑えるの?…哀しくないの?」

 満月は二人の母に問い掛ける。ずっと一緒に居た二人、離れる事が哀しくないはずがない。それは分っていたのについ口にしてしまった。しかし二人の母は何も答えず静かに微笑を浮かべるだけであった。しばらくは娘らの嗚咽だけが響く。庭の鹿脅しが奏でる打音と共に。十六夜は二人の娘の頭を順番に優しく撫ぜ、月詠の頬に触れる。そして最後のお願いになるだろう言葉を発した。

「愛しい二人の娘達。ちょっとメル母様と二人にして貰っていいかな?」

 母の旅立ちはすぐそこに来ている事を二人は感じ取る。満月はルナルと顔を見合わせ改めて並び座ると一緒に頭を下げた。

「良き旅立ちになりますように。…お母様ありがとうございました。」

 そして満月とルナルは静かに部屋を後にした。

「いっちゃん…ちょっと横になる?」

 メルは十六夜の背を優しく支えると横になるように促す。十六夜はゆっくり首を横に振るとこのままでと呟いた。十六夜は静かに腕を伸ばすとメルの前髪に触れる。

「綺麗だね。めるちゃんの髪は。こんな素敵な太陽みたいな色は他に無いね。」
「そかな?いっちゃんの深い蒼…ちょっと白髪が混じっちゃったけどそれだって凄く素敵だよ。歳を取ってもさ、その時々のいっちゃんが一番素敵だね。」

 表情には出さなかったがメルは歳を取りにくい自分が恨めしいと思った。十六夜と同じように歳を取れたなら…と今日以上に思った事はない。そんな気持ちを見透かしたのか十六夜は少し本音を漏らす。

「正直言うとさ一緒に連れて行っちゃおかな…なんて思わなくもないんだけど、それは駄目だよね。うん、やっぱりめるちゃんはこれからも二人を見守ってね。」
「うん。てかもう二人は大人だし…あ…ごめん、今日は泣かないって約束だったけど…。」

 メルの穏やかな表情のその頬に一筋の涙。頬に触れる十六夜の手にぽとりと落ちる涙。

「ん。またしょうがないなぁ。ずっと泣き虫のままなんだから。」

 少し寂しそうな顔で十六夜はメルの涙を拭う。

「大丈夫だよ。いつかまた会えるから。ちょっとだけ旅に出るけどまたきっと戻ってくるから。それまで寂しい思いさせちゃうけど許してね。」

 フッと体の力が抜け十六夜は寄りそうメルの肩に頭を乗せる。

「ほんと素敵な髪だね…。」

 力なく腕を伸ばしてメルの前髪にもう一度触れる十六夜。

「…んじゃ、これだけ持って行って…。」

 強く十六夜を抱きしめるメルの髪からゆっくりと色素が抜けていく。鮮やかな金髪は十六夜の触れた前髪の一房を残し真っ白になる。全身全霊を掛けた最後のレスタ。少しだけメルを抱きしめる十六夜の腕に力が戻る。そして最後の口付け。

 「愛してます、ありがとう…私の”メル”。また逢えるその時まで…。」

 音もなく静かに雪が降り積もる。世界を白く白く染めて。色を無くしていく世界でもその瞳に焼きついた太陽の欠片、黄金色の光の流砂。振り向けばいつもそこにあった黄金色の光はこれからもきっとそこにあるのであろう。確かに生涯を掛けて見守っていた光、だけどその光に自分自身も包まれいつも見守られてもいたのだ。そう最後の時を迎える今この時も。突然全ての色がその黄金に染まる。もう何も見えなく何も感じない…だけど…満足そうな表情を浮かべて笑顔のまま静かに十六夜は旅立った。

だいぶ完成形に近付いてきた?!

 ソウルキャリバー3の致命的なメモカバグのナムコ対応(今日現在、公式発表のみ、個別申し出分以外の対応無し)にがっかりしながらも専用にメモカ買って来るこの体たらく。だって…ゲーム自体はいいんだもん。くそぅ〜どいつ(765)もこいつ(■e)もわしの足元見やがってぇーw
…あいつ(音速)はまあ今のトコ(←ミソ)良し…。

 とまあ文句言いつつ珍しく放置せず遊んでます、SC3。ストーリー(15人クリア)もクロニクル(15章クリア)も他のモードもちこっとずつ満遍なく。稼いだお金は女性用パーツばかり買い求めるあたり既に終わってる気がしなくもないですが…。

 ちなみに女性用の入手済みパーツ個数は以下のとおり。男性パーツはさっぱり見てないので分かりませんw

 頭36 髪23 面5 顎4
 胴【下】16 胴【中】41 胴【上】24
 腕35 肩14 首20 腰30
 脚【下】11 脚【上】14
 脛1 靴下4 足35 顔12

 噂のもっこす&わるきゅれ他の76500Gシリーズは店頭に並んでますが(高くてまだ全部買えませんがなw)解放されてないパーツあたりあとどのくらい有るんだろ〜?全部で何個になるんやろねぇ。しかし女性パーツを全部集めたら失速する予感…w

(おまけ)今日のヴァナメルさん→お侍でソロ蜂狩り。NMハンターが待ち伏せる中、偶然目の前に現れたリーピンとかげをついついアタック。実力も考えずに突貫したのでああ死亡〜って思ったところにらべたんからのアドバイス。忘れ去られていたお侍さま必殺技の”明鏡止水”でなんとかギリギリで狩るも当たりはなし。72点の経験値と炎クリスタル、トカゲの尻尾を頂きました…て、せめて100点くらいくださいよぅ。